重ね煮コラム

喘息の子どもの食の中心にしたいは、やっぱりごはんです!

       
喘息の子どもの体を整える
大切な食べ方について
お伝えしています。

 

喘息の子どもの体を整える4つの食べ方

①食性(しょくせい)
②一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)
③身土不二(しんどふじ)←今日はこちら
④穀菜魚食(こくさいぎょしょく)


3つ目は

身土不二(しんどふじ)
についてです。


身土不二というのは
身は「心身」
土は「環境風土」のこと。

不二というのは
二つでない
つまり密接に
つながっている
ということです。

私たちの心と体は
住んでいる土地と
つながっている
ということなのですね。

だから、
住んでいる土地で
育ったものを

食べることが
体を整えるのです。

例えば、暑い気候
インドの人たちが
よく食べるカレー。

インドの人たちは
体を冷やす作用のある
スパイスをたくさん使った
カレーを食べて
暑さから体を守ります。

また、
ツンドラ地帯の
寒い所に住む人たちは
気温が低すぎて
農作物を育てることが
困難なことから、
アザラシなどの
肉を食べます。


アザラシの肉は
大切なたんぱく質や
ビタミンの源であるほか
寒い環境で
体温を維持するのに
効果があります。

このように
私たち人間が
昔から食べて来たものは
その土地の環境風土が
大きく関係するのです。

 

同じように
主食について
考えてみると

 

日本のように
日照時間も長く
湿度の高い気候では
稲が育ちやすく
お米が主食となっています。

一方、寒冷で
空気の乾燥した気候の地域では
小麦が育ちやすく
小麦が主食となっています。

今は日本にいても
パンやパスタなど
小麦を食べる機会も
増えていますが

やっぱり
身土不二の
考え方からすると

日本の気候で育ちやすい
お米が日本人の体には
合っているのですね。

だから喘息の子どもの
食の中心としたいのは
やっぱりごはんなのです!

ぜひ、ごはんを
中心に置いてくださいね!

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