免疫力アップと言えば、ヨーグルト!
風邪を引くたびに、発作を起こしやすい喘息の子ども。「できれば風邪を引かせたくない!」と毎朝ヨーグルトを食べているご家庭も多いかもしれません。
実は、喘息の子どもににとってヨーグルトは気をつけたい食べ物です。その理由をお伝えします。
ヨーグルトで免疫力アップ!喘息の子どもはちょっと待って!
ちょっとした風邪を引くたびに、ヒューヒューゼイゼイと発作を起こす喘息の子ども。心配ですよね。
我が家の4歳の次男も喘息持ちです。風邪を引くたびに、喘息の発作を起こすので、「できるだけ風邪を引かせたくない!」といつも思っていました。
「風邪」「引きにくくする」と検索すると出てきたのは「免疫力アップ」というキーワード。免疫力アップのためにとすぐに取り入れ始めたのが、ヨーグルトでした。それ以来、毎日朝食の一品として子供たちに食べさせていました。
けれども実は、喘息の子どもにとって、ヨーグルトは摂り方に気を付けたい食べ物のひとつだったのです。
日本人の腸にはヨーグルトは合わない理由
ヨーグルトが免疫力を上げると言われる理由は、発酵食品だからです。免疫力の70%を司るのが腸。発酵食品は、腸まで届き、腸内環境を整えてくれると言われています。
けれども、気を付けたいのは、発酵食品なら、何でも良いというわけではないという点です。
私たちの消化器官は、昔から食べて来た馴染みのある食べ物を、消化・吸収するようにできています。馴染みのない食べ物は、腸へ入ったとしても、腸の中で増えることは難しいのです。それが、ヨーグルト。ヨーグルトに含まれる菌は、日本人の腸には、住みつきにくいのです。
つまり、ヨーグルトは、昔から乳製品を摂ってきた乾燥地域の人たちにとっては、腸内環境を整える食べ物なのですが、私たち日本人にとっては、そうとは言えないのです。
喘息の子どもの免疫力アップに繋がる発酵食品は?
私たち日本人になじみのある発酵食品は、昔から食べて来た味噌や醤油、納豆なのです。免疫力アップにために、毎日食べたいのは、これらを使ったもの。
オススメは毎朝のヨーグルトを、一杯の野菜の入ったお味噌汁に変えることです。旬の野菜がたっぷり入ったお味噌汁は、腸内環境をしっかり整えてくれ、免疫力も上がります。
お味噌汁を毎朝つくるのは大変!そう思いますか?
ぜひ、重ね煮で作ってみてください。皮ごと、アクごと調理、だし要らずの重ね煮味噌汁は15分で完成します!
ちりめんじゃこ入り春の重ね煮味噌汁のレシピを紹介しますね!
<材料と作り方> ※鍋の一番下のわかめから順に重ねて、一番上が味噌になります。
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味噌 60g
ちりめんじゃこ 大さじ1
油揚げ 半分 ・・・ 細切り
人参 30g ・・・ いちょう切り
たまねぎ 80g ・・・ 薄切り
じゃがいも 120g(小1個) ・・・ いちょう切り
キャベツ 60g ・・・ 色紙切り
わかめ 7g ・・・ 塩抜きしてざく切り
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水 3カップ
みつば または 青ネギ 3本 ・・・ 2cm長さ
重ね煮で作るお味噌汁は、簡単なのに、毎日飲みたくなるおいしさですよ!ぜひ試してみてくださいね♪