重ね煮コラム

子どもの喘息!咳が悪化する前に家庭でできる副作用なしのお手当

寒暖差の激しい季節の変わり目。我が子が、ちょっと咳をしただけでヒヤヒヤする。そんな不安を抱えているママもいらっしゃることと思います。今日は、ある野菜を使った家庭でできるお手当をお伝えします。

 

子供のちょっとした咳にも不安になっていた私が、少し気が楽になった理由

季節の変わり目、寒暖差で喘息の発作を起こしやすい季節。喘息のお子さんがいるママが、不安になる季節ではないでしょうか。

 

我が家の年中の次男も喘息持ち。ちょっとでも咳をしたら、私は、何だかソワソワ落ち着かなくなり、「発作にならないかな?」といつもヒヤヒヤしていました。特に季節の変わり目に発作を起こすことが多かったので、とても不安でした。

 

でも、ひどくなる前に家庭でもできるお手当があると知って、少し気持ちが楽になりました。今日は、咳が出始めた時に、家庭でできるある野菜を使ったお手当についてお伝えします。

 

 

咳のお手当に使う野菜は、コレ!

家庭でできるお手当に使うのは、れんこんです。なぜれんこんが咳のお手当に使えるのでしょうか?

 

れんこんは、肺に潤いを与えて、咳をしずめる食材として、昔から漢方でも使われてきました。

 

れんこんには、タンニンと言われる成分が豊富に含まれています。タンニンには喉の炎症を改善する消炎作用があります。れんこんの持つ消炎作用によって、喉の炎症を抑えることで、咳を止める効果があるのです。

 

また、タンニンにはヒスタミン抑制効果もあります。アレルギーの原因物質が体内に入るとヒスタミンが分泌されます。ヒスタミンが分泌されることで、粘膜を膨らみ、血管が拡張し、炎症を起こします。タンニンはこのヒスタミンを抑制して、炎症を抑えてくれる効果もあるのです。

 

 

家庭でもできる!れんこんを使ったお手当のレシピ

れんこんが咳のお手当として使えることは、わかったけれど、どうやって取り入れたらいいの?今日は、れんこんを使ったお手当のレシピをご紹介します。れんこん葛湯です。

 

<れんこん葛湯>

【用意するもの】
・れんこん 30グラム
・はちみつ 小さじ2
・本葛粉  小さじ1
・水    3/4カップ
※1歳未満の離乳期のお子さんには、はちみつの代わりに米飴(こめあめ)などを使用してください。


【作り方】
1.れんこんは皮を剥かずにすりおろす。
※節がある場合は必ず使う。節は最も薬効が強い部分なので、ぜひ使ってみてくださいね!

2.小さい鍋に、1の絞り汁、はちみつ、本葛粉、水を加えて5分ほど置く。

3.火にかけて透明感が出るまでかき混ぜる。

 

【ポイント】
・出来上がったら、温かいうちに飲んでくださいね。

・本葛粉は、原材料が本葛のみのものを、選んでくださいね。

 

れんこんを使ったお手当なので、副作用の心配もなく、家庭でも試しやすいですよね。

 

どんな味なのかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家の子供たちの場合は、本葛粉でとろみのついたものが大好きなので、はちみつを加えなくてもペロリと食べてしまいます。れんこん葛湯、ぜひ試してみてくださいね。

 

いかがでしたか?私は、子供が咳をし始めても、ただヒヤヒヤするだけで、「何もできない」といつも無力に感じていました。でも、「私にもできることがある」と思うと、以前より落ち着いて看病ができるようになりました。

 

ひどくなったら病院で診てもらうことも、もちろん必要だとは思いますが、ぜひ、ご家庭でできることも試してみてくださいね。

-重ね煮コラム

© 2024 重ね煮アカデミー なかぎりりか Powered by AFFINGER5